令和7年9月30日(火)午後7時より「にこ♡ふる」で、「歯科医師・歯科衛生士と介護事業所との交流会」を開催しました。今回で10回目の開催です。74名が参加しました。展示業者もあり介護食の試食・展示などを行いブースの前は多数の参加者で賑わいました。
清野肇会長より「口腔衛生管理義務化により口腔内の観察・評価・ケアが重要になり、日頃の疑問や悩みを直接話し合い明日の医療・介護の糧としていただきたい」、菅原美穂居宅部会部会長より「今回一緒のグループになった偶然の出会いに感謝しながら、専門的な知識やアドバイスをいただきケア対象者に還元したい」と挨拶がありました。
続いて鶴岡地区歯科医師会地域保健委員会伊藤友彦委員長から「高齢者の歯と口の中の特徴」と題して講演があり、その後、9グループに分かれて意見交換が行いました。意見交換終了後、ピックアップしたグループから発表してもらい参加者全員で内容を共有しました。
このような多職種との交流会は山形県下では非常に珍しく、介護を受ける方々の生活の質(QOL)の向上につながることが期待されます。当会は、このような行事を通し、歯科治療や各種健診だけでなく地域の皆様のQOLにつながる企画を多数開催しています。